■日立市■


 

 日立市は、現在人口20万人弱で、茨城県では水戸市に次いで第二位の都市となっています(かっては茨城県第一の都市だったこともありました)。
 茨城県の北東部、関東平野から阿武隈山系にさしかかる地域に位置しており、また、東は太平洋に面していることから、海に近く、山にも近い、豊かな自然を擁する都市となっています。
 日立製作所があるから日立市になったのではないかと考える方もいるかもしれませが、そうではありません。日立市の語源となっているのは、奈良時代からの地名、常陸(ひたち)によっています。もともとは陸奥に入る国を意味し、現在の茨城県をさした地名のようです。

 しかし、日立市は日立鉱業所、日立製作所とともに発展してきた都市であることは事実であり、多くの人々が思い浮かべるように「企業城下町」であることは間違いないところでしょう。日立製作所関係の方が多く市内に在住しており、関係企業及び家族も含めれば人口の過半数は、何らかの形で日立系の企業関係者ということになるようです。
 このように、企業がまちの発展や景観に大きな影響を及ぼしていますが、その中で市民に最も親しまれているのは、「桜」と「大煙突」です。

  

 左から、日本の道100選の一つ平和通り、神峰公園から臨むかっての大煙突、日立市が誇る風流物


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