1999年11月号: テキストを楽しむ



 先日、HP200LXのフラッシュが一気に320Mbに格上げされました。一昔前、NECのPC9800のラップトップパソコンのHDDが20Mbであったことを考えると、感慨深いものがあります。
 現在は、HP200LXの中に大辞林・知恵蔵・マイペディア(百科事典)・国語辞典・英和和英辞典・ことわざ辞典・類語辞典等を入れています。

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 そんなところに、またまた新しいソフトが加わりました。「知子の情報」という何やらあやしい名称のソフトです。何ができるソフトかというと、いろいろ作成したこまぎれ文書全体を、データベースとして管理できるようにするというものです。なかなか、イメージを伝えにくいのですが、日記・打ち合わせメモ・議事録・単なる覚えのメモ等をすべて一つのファイルとして扱うことにより、全体をデータベースとして活用するというものです。ここの文書の形式を定義するわけではないので、いいかげんな文書の管理にこそ適するという、おかしなソフトです。
 それを高速で検索・分類することにより、「日記」ファイルにもなりますし、「打ち合わせ」ファイルにもなります。もちろん、特定の言葉で検索することにより、全体の中から必要な情報を抽出することもできるというわけです。
 しかも、このソフトは、HP200LXでも、もちろんWindowsでもデータ共有ができますから(これができなければ、あえて購入には踏み切れなかったと思いますが)、ますます、使い勝手が良いというわけです。

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 また、最近は、デジタル・キオスクというのが関西の方で出始めたようです。何かというと、デジタル小説などを自動販売する機械(デジタルコンテンツ自動販売機)のようなのです。この場合にもPCフラッシュメモリーが活躍します。これは、もちろん、HP200LXでもちゃんと読むことができますから、それを読むソフトさえあれば、これは「電子ブック」になるわけです。
 また「青空文庫」では、著作権が切れた小説等が無料で提供されていますので、デジタル小説を楽しみたい人は、そこのデータをダウンロードすれば、良いわけです。またまた楽しい時代になってきたようです(私の場合には、「老眼」の問題さえなければもっと楽しめるのですが....)。現在は、夏目漱石をもう一度読み直しているところです。文庫より読むスピードは落ちますが、その代わりじっくり読めますし、「しおり」機能により、いつでもどこでも楽しめるというのが、メリットでしょうか?

 皆さんも、いかがですか?

 99年10月27日(木)


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