はじめに 1)バルセロナへ 2)バルセロナ〜バレンシア(シッチェス) 3)バレンシア〜グラナダ 4)グラナダ(アルハンブラ宮殿)〜コスタ・デ・ソル(トレモノリス) 5)コスタ・デ・ソル〜ミハス〜セビリア(サンルーカルラマヨール) 6)セビリア〜コルドバ〜マドリッド 7)マドリッド〜セビリア 8)マドリッド〜トレド〜アランフェス 9)帰国「風景画の部屋」へ
スペイン旅行の風景画 なお、旅行の写真は適宜抜粋してこちらにまとめていますいよいよ帰国。
朝食後、近くのスーパーで買い物をしたくらいでのんびりして出立。
◆07:00 起床
◆07:30 朝食
◆11:00 ホテル出発
◆11:27 昼食:ミュゼオ・デルハモン(牛肉の煮込み)
食事の時間が早すぎ。さすがに食欲は乏しい。
◆12:30 空港へ向け出発
◆13:30 空港到着(正確には、マドリッド・マラハス国際空港)
搭乗手続き
免税手続き
14:25 集合
◆14:45(実際に出たのは15:20) (イベリア航空IB-3172、約2時間20分)ロンドン・ヒースロー空港へ
第4ターミナルから出発。
時差はさらに1時間遅くなる。
◆16:36(スペイン時間17:36) ロンドン・ヒースロー空港着(乗り継ぎ)
17:30 噂の手荷物チェック通過。バスに乗り搭乗口方面へ
18:27 搭乗口へ
◆19:30 ロンドン・ヒースロー空港出発(約12時間)
19:00発の予定が、結局30分遅れて出発した。
日本へ帰ったときのことを考え、機内では眠らないことにしている。
10日目:2006-11-11土 10日目(帰国)
◆21:00(日本時間06:00)食事(機内食:カレーライス)
食事後作業して、この旅行記の本文をほぼ完成(のつもり)。
食後しばらくして機内は暗くなった。
◆13:29 (ここより日本時間)
機内が明るくなってきた。
これまでに映画を2本見てしまった。どちらも面白かった。こういう映画は大好きである。
・「ビューティフル・マインド」:以前、ぼんやりと見たことがある。プリンストン大学の天災数学者ジョン・ナッシュが、重い精神病になる。それを妻の愛を支えに克服しつつ、ノーベル賞を受賞する話し。比較的単調なストーリーであるが興味深い良い映画だった。
・「レッド・オクトーバーを追え」:これも以前見たことがあるが、改めて見ても本当に面白い映画である。
◆13:45 ジュースのサービス開始。機内が完全に日本モードになってきた。
◆14:00 食事。これは昼食と考えれば良いのかな?
◆15:57(16:00予定) 成田空港着陸。激しい雨。
荷物を各自受け取って、流れ解散。
お疲れさまでした。
●絵について
今回は、パック旅行という忙しい日程の中で、どこまで出来るかを試してみる機会でもあった。小サイズ(F0)のスケッチブックが使えた時には、休憩時間を5分くらい使って描くことができたと思うが(絵としては不十分なものだし、大体、休憩所の近くでは描きたくなるようなものが見あたらないことが多い)、それが尽きてF3サイズになってからはあまり描ける時間もなくなってきてしまったようである。
#気力の問題もあるのだろうが‥。そんなわけで、絵を描くにはそれなりの予定を組まないことには思うにまかせないということなんだろうと改めて思った次第。
帰国後、バッグの中を見たら常時携帯していたペンや鉛筆等のセットが無い(;_;)。どうやら最後の段階で落としてしまったらしい。早めにスーツケースの中に入れておけば良かった。
…と思っていたら、見つかった。良かったぁ(^^ゞ。
●インターネットまたは通信について
今回もPCを持参したが、その目的はデジカメのデータの記録とGPSの情報の入出力を行うことにあった。
デジカメでは1日約200〜300枚の写真を撮り、GPSのデータとのやりとりもできたと思うから、まあその目的は達したことになるが、もう一つあわよくばと考えていたものが「インターネットまたは通信」であった。
多くのホテルで、ロビーにPCが置かれておりインターネットの利用は有料となる。一見これは便利なようだが、日本語は使えないし、ブログの編集などもできない。メモリー・カードの利用などもできないようになっていたりして、結構不便なものである。
かといって、LANの利用も殆どできないと思った方が良い。結局今回のホテルの中でLANの端子を持っていたのはマドリッドのアバのホテルのみである。しかも、LANでつないでも自動的にアバのページに入るだけでそこでセキュリティ・チェックがかかってしまう。
やはり自分で自由に利用するにはダイヤルアップの準備をしていかないと使えないと思った方が良さそうである。
今回は、ダイヤルアップの準備もしてこなかったしどうしても通信しようと決めていたわけではなかったので、有料でアクセスするほどのことはないと覚悟を決め、無通信で過ごすことになった。
●GPSについて
今回の旅での一つの試みとしてGPSを持参した。今回の経験で大体の使い勝手がわかった。一応整理しておこう。
#ブログの友人「のほほん父さん」も関心を持っているようだし…。・今回のスペインについては、GPSに入れるマップソースが詳細については主要都市部に限定されるので、移動中は1/30000の図までしか使えない。
・新規ポイントでの衛星捕捉には多少の時間が必要となる。多人数と移動中には自分の都合で立ち止まっていられないので、衛星を捕捉できないまま移動することも多少はあった。
・通常の移動はバスだったので、バスのガラスに張り付けるような仕掛けを考えた。しかし、バスの中では全空の半分しか使えない上、高いビルの近くを走る場合には見える空の範囲がさらに限定されてしまい、しばしば「衛星ロスト」を経験。このため、都市内(建物内でももちろんだが)では使える範囲が限定されることになる。ツアー旅行なので、自分の都合に合わせられないのでなおさらということになる。
・そういうことで、多少の問題はあったが、TrackPoint(軌跡)の取り込みは概ね良好だったと考えてよさそう。
・使用に関して誤算だったのは、デスクトップPCでWayPointを編集し、それをnotePCにコピーして持参したが、それがVersionErrorとかで使うことが出来ず、仕方なくnotePCで地図のみをGPSに移して使うことににした。ただ、今回はツアー旅行で行き先は決められたものなので、それほど大きな影響はなく助かった。
・まだ不慣れなせいで、旅行中の重要ポイントを保存しないまま移動してしまったことも多かった。記録として残したい場合には、ポイントの保存をしていくべきである。
・今回、PCを持参したのは、主としてデジカメデータやGPSデータのPCへの保存が目的だったが、GPSへ入れられる地図やTPの容量の限界がどれくらいかわからなかったので最初は試行錯誤であったが、旅の後半には大分要領がわかってきたようだ。
なお、ハンディGPSのメリットとして感じたのは、次のような点だろうか。
・現在の位置、高度等がわかること
したがって迷子にならないで済むかもしれない(^_^;)。
もし自分が移動中なら、目的地までの概ねの距離・時間もわかる。
位置・高度ばかりでなく、平均移動速度その他の緒元もわかることになる。
・最大のメリット(と思っていること)は、自分の移動軌跡がわかることである。自分が不案内な道を移動しても、その経路、ポイント、時間等を追跡できることである。
・PCとの連携により、デジタルカメラの写真の撮影地点も簡単な操作でわかる。
今回、GPSを使用して得られた成果は、以下のような図になる。
多分、GPSは、こういう都市部で効果を発揮するというより、地図もないような地域での行動にもっと効果が期待できるものだろうから、こんな使い方は邪道と言うべきなんだろうが(^^ゞ。今回の旅の全軌跡。カシミール3Dを使うとこんな風に表現される。
しかし、悲しいかなカシミール3Dは日本のソフトなので、カシミール3D用の海外の詳細地図は自分で苦労して作らなければならない。それが得られれば、デジタルカメラの写真の撮影地点が簡単にわかるのだが…。
これはマドリッドの中心部の軌跡を示したもの。
残念ながら、カシミール3D用の詳細図が得られていないので、GPS用に購入したマップ・ソースで表示している。右下のスケールが1kmを示している。 中央上部に小さく「001」とあるのがホテルである
さらに中心部に迫っている。右下のスケールは150mである。
左側の緑のゾーンは王宮やアムルデーナ大聖堂のあるゾーン。
「004」とある旗が立っている場所は、前夜に夕飯を食べた場所。
●スペインについて
何と言っても言葉が不自由というのは最大の難点である。
・スペイン・ポルトガルで、老後を過ごそうとしていた人の多くが、しばらく滞在していても日本に帰ることになるという話しを聞いたが、その理由の一つがやはり「言葉の問題」、そして「オリーブを多用する食事」に慣れないためだということらしい。
今回の旅でも、グラシアスというのが精一杯だったような気がする。いつも準備不足のまま外国にでてしまう私としても、あまりにも情けなかった(^_^;)。
今回の各都市は、それぞれ歴史の重みを十分感じさせてくれた。
とりわけ、イスラム教とキリスト教の歴史を重ねてきたという特異性や、併せて人種的・言語的な複雑さをかいま見ることができたのも、実際にこの地に訪れたからだろうと思う。
スペインの生活習慣の特徴は、昼食14:00くらいから16:00まではシエスタで殆どの業務がストップするらしい。そして夕食も21:00からというのが一般的とか。したがって、我々の食事時間ではレストランにいる殆どが日本人ということになった。
とりわけ今の時期は、欧米人が引き上げた後で、日本人の観光客が集中する時期らしい。今回の旅行中、日本人以外のアジア系人種ではアルハンブラとマドリッドで韓国人と会ったくらいだと思う。
町を走る車は殆どがヨーロッパのもので、日本車は予想外に少なかった。概ね1〜2%といった感じである。交通規制が厳しく、我々が乗っているバスの停車場所も時間もかなり限定されていたようである。一方、路上駐車は極めて多い。中にはどうやっても出せないだろうと思うような駐車をしているような車もいた。どうやらバンパーで前後の車を動かして出るらしい。
そう言えば、公衆トイレでは、便座の多くがなかったなぁ(^^ゞ。公衆トイレの数も決して多くはないし…。・尤も、スペイン人は比較的ジコチュウ(自己中心的)らしいし、4人中3人の男が「自分はイケテル」と思っている幸せな人種らしいから、そんなやり方ができるのかもしれないとも思ったが‥。
・中年のお腹の出っ張りも「ハッピー・カーブ(曲線)」と呼んでいるらしい。
スペインの主産物は詳しくは知らないが、個人的な印象としては、圧倒的に果物の豊富さを感じたものである。オリーブは言うまでもないが、あらゆる果実が潤沢に食卓に用意されていたように思う。
ただし、食事はあまり美味いと思えなかった。全体的に塩味のきつさのせいだろうか。パンもあまり美味いと思えなかったので、バイキングの食事では菓子パンばかり食べることになった。
●食事について
食事は、どこでも「前菜+メインディッシュ+デザート」の組合せ。
前菜は概ね野菜であるが、サラダ(殆ど野菜をカットしただけのものだった)やカット野菜の煮物だったり、あるいは各種ハムのようなものだったり様々。味は極めて薄いか、ハム類は塩味がきつい。
但し、ホテルでの食事(殆どの朝食と、いくつかの夕食)は、その殆どがバイキングなので自由に選べることができて良い。特に果物類は、どこでも豊富で、個人的にはアメリカでの食事よりかなり満足度が高かったと思う。
メインディッシュは、殆どが塩味がきつい。何を食べたか殆ど覚えていないが、最後の夕食の「パエリア」だけは美味かったので覚えている(^^ゞ。
ビールは何処に行っても大抵は美味い。日本人の口には合いそうな気がする。
今回は、食事を全て含めたパック旅行である。食事くらい自由に選べた方が良いという人もいるだろうが、食べるものを選択するのが面倒だし、良くわからないという私のような人間には、こういうシステムはありがたい。
それなにり食事は考えられているようで、旅行の中頃から後半にかけて、中華や和食の昼食が入れられていた。食事にこだわらない私はどうでも良いと思ったが、日本食が恋しくなる人には嬉しいのだろう。
●その他
今回の旅行「おまかせスペイン10日間」というもので、食事も全て含めてのパック旅行。
添乗員は高知出身のMTさん。小柄でかわいらしく誠実な人。一生懸命やってくれたと思う。なかなか語りも上手であった。この仕事を始めて7年とのことであるが、仕事に熱心な様子が感じ取れた。
帰りの飛行機に乗る前には、簡単な旅行記をまとめてくれていたりと、今まで経験した中でも最も気持ちの良いサービスを提供してくれていたと思う。>MTさん ありがとうございました。
バルセロナやマドリッド(Sさん)のガイドさんも印象に残った。この2人の案内は、それぞれこだわりが感じさせてくれるものであり、楽しいものだった。特にSさんは、彼女の豊富な知識が自然に感じられ、ちょっと感激した。
こういう人達が外国で頑張っているのを知ることも楽しいものである。
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