0)はじめに 1)成田〜ミラノ 2)ミラノ 3)ベネツィア・ラヴェンナ 4)ピサ・フィレンツェ 5)サンジミニャーノ・シエナ 6)マテーラ(・アルベロベッロ) 7)アルベロベッロ 8)タオルミーナ 9)アグリジェント・モンレアーレ・パレルモ 10)カプリ島・(ナポリ・)ポンペイ 11)ヴァチカン・ローマ 12)帰国 13)あとがき
■10日目:2007年5月25日(金) 快晴(日中は極めて暑かった。)
・05:00 起床。甲板に出てみると、ベスビオ(*3)山の山影がかすかに見えていた。
・05:50 朝食の集合前、もう一度甲板に出てみると、ベスビオ山がくっきり見え、その背景が赤くなっていて日の出が近いことを示している。そのため食事の集合時間ギリギリまで粘って写真を撮っていた。日の出間際に1人が甲板に出てきただけ。他には誰もいない。
こんな瞬間をもったいないと思い、さらにバチバチ撮ってしまったのだが…。実は、他の人達は階下で見ていたらしい(^.^;。
・06:00 朝食。その席から見た風景。
【カプリ(*1)島(青の洞窟)へ】
・06:30頃 ナポリ(*2)の港に到着。
・06:40 下船。
しかし来るべきバスの運転手が寝坊したとかで、重い荷物を1Kmほど運ばされる(07:11)。 ☆074
07:33 船出の待ち時間を過ごしていたら、前の船が港を出たところで機関室から黒煙をあげ、戻って来るという事件を目撃してしまう…。いろいろと事件の多い旅である(^.^;。
・07:45 集合・乗船。 08:10 船出(双胴船:ジェットホイル)
天気は霧が出て(風がないと言うこと)波も穏やかなので期待しても多分大丈夫だろう。
・08:40頃 30人乗り程度のボートに船に乗り換え。
この時、最初に出た船から、洞窟へ入る優先権が与えられるとのこと。
私たちが最初かと思い皆で歓声を上げたのだが、実は2番目だったらしい。こんな船で洞窟のすぐ近くまで行きます。
◆青の洞窟。 ☆076
洞窟前は大混雑。最後は手こぎの6人乗り小舟で。洞窟の出入り口もさすがに狭い。
洞窟内から入口方向を振り返って見たときに美しい色を見ることが出来る。
プロペラで飛ぶハングライダー(何て言ったっけ?)の実物を見るのは初めて。【モンテソラーロへ(カプリ島展望台)】
・10:09 船着き場で下船。 ☆077(20分ほどか)
ミニバスで山に登る。ミニバスがかろうじてすれ違えるほどの狭い道。いろは坂なんてもんじゃない。一気に400mほど上る。
・10:34 アナカプリ(中継地点か?)でミニバス下車。 ☆078
リフトで山頂へ。街が眼下に一望できる。かなりの高さでリフトに座っているのに足元がモゾモゾする。
・11:00 モンテソラーロ(山頂)。 ☆080
海抜580m(GPSによる)。実際には589mだとか。
奇岩が見えると言うことだったが、ガスっていたので180/306度の景観で我慢。
・11:21 リフトから降りて、ミニバスで昼食のレストランまで。
◆11:45〜昼食(CAPRI MOON):モッツアレラ・サラダ、イカのリゾット、ケーキ
しかしバスは店の前を通り過ぎて、またしばらく引き返すことに。
これは駐車場の問題だったのかな?☆081〜082
【ナポリ〜ポンペイ(*4)へ】
・13:06 双胴船乗船(ナポリへ)。カプリ島の港周辺はこんな雰囲気。
・14:06 下船☆084 ナポリの港はこんな雰囲気。
・バスに乗る。
ナポリ市内は、ゴミ収集業者がストライキ中とかで街のあちこちにゴミの山ができている。これはこちらのTVのニュースでも放送していた。その時は、どこのことかわからなかったが…(^^ゞ。
上左から、卵城と(遠方に見えるのが)国立サン・マルティーノ美術館。手前は工事中。
下は、共同住宅のベランダの洗濯物。ナポリの印象は、ゴミと洗濯物?(^^ゞ。
・14:29 (ムッソリーニの)自動車専用道路(太陽道路)をポンペイへ。
・14:37 エルコラーノ通過中。
・14:46 左手前方にポンペイの遺跡が見えてきた。
◆14:48 ポンペイの遺跡に行く前にカメオ工場に寄る。兼トイレ休憩。☆085
ツアー旅行は、こういうところと契約しそこに立ち寄ることで、旅行費用を少しでも安くしているという仕組みなのである。
【ポンペイ観光】
◆15:15〜 ポンペイの遺跡観光。
予想していたよりかなり広いエリアが保全されており、今も発掘・整備進行中である。
ただ、どこも同じように見えてしまうのは、上物が建ち上がっていないせいだろう。
随分歩いたような気がして、ようやく着いたのが最も新しく発掘されたという「秘儀荘」。
◆16:23 秘儀荘。 ☆086 ここでバス待ち
こんな写真しか撮っていなかった(^^ゞ。
【ナポリへ(30Km、約50分)】
・16:33 出発(270Km、約3時間半ほどか)。
本当はナポリ歴史地区の観光予定だったと思うのだが…、いつの間にか素通り?
時間的には確かにきつそうだけど…。もしかしたらポンペイに行く途中、バスの中から何件かの案内があったのはその代わりかな?
【ローマへ(246Km、約3時間)】
・17:06 高速道路を乗り換えローマへ。
・17:25 空が曇り空になってきた。
そういえば、ポンペイで出会った、青の洞窟に入る予定をしている日本人グループが、天候が思わしくなく不安だというような会話をしていたのを立ち聞きしてしまった。しかし、こちらも明日が最後なのに、天候がどうなるか…。他人事ではない。
◆18:00〜18:17 休憩と水の購入。 少し空が晴れてきている。 ☆087
・19:22 ローマの環状線の料金所。多分もう少しでホテルだろう。
今日のホテルの周辺はあまり期待できないらしい。
◆夕食(ホテル内て):豆パスタスープ、牛肉の赤ワイン煮込み、ケーキ。
・22:00 就寝。
◆ホテル
プライムローマカッシア(旧名:ドミナインローマカッシア)
TEL 06-3035931 FAX 06-30207111
このホテルには、明日まで連泊となる。
設備は良いが、添乗員さんが言うように、確かに回りには見るべきものが何もない。
#浴槽の水を一気に流すと問題が起きることもあるという。
#そんな文句をフロントに言っても、どうして浴槽に水を入れたりするのか!と逆に怒られるのだとか…(^_^)。
*1:カプリ Capri
イタリア南部,ナポリの南方約30km,ソレント半島から約5kmのナポリ湾にあり,全島が
石灰岩などのかたい岩石からなる。白ブドウ酒,オリーブ油を産する。世界的な観光地
。北岸の海食洞グロッタ・アッズラ(青の洞窟)は奇観で有名。⇒ティベリウス帝の別荘
跡がある。主都カプリ。10km2。
*2:ナポリ Napoli
イタリア南部,カンパニア州の州都。ティレニア海に面するナポリ湾北岸に位置する港
市。ローマの南東約190km,東に⇒ベスビオ火山を望み,ジェノバに次ぐ第2位の商業港
で,世界的な観光都市。カンパニア平野の農産物の集散加工のほか,繊維・化学・造船・車
両工業が行われる。⇒ウェルギリウスの墓,13世紀の聖堂,17世紀の聖ジェンナーロ(ナ
ポリの守護聖人)礼拝堂,大学(1224年創立)などがある。前6世紀末,ギリシアの植民地
ネアポリスとして創建。1140年にノルマン人に征服され,⇒シチリア王国の一部となる
。1282年⇒ナポリ王国の首都となり,17世紀にはパリに次ぐヨーロッパ第2の人口27万
を数えた。19世紀末からの短いフランス支配時代を経て1816年⇒両シチリア王国の首
都。1861年のイタリア統一後は一地方都市に転落。45万の人口をかかえ密集建築,劣悪
な衛生状態など都市問題が噴出。近年も不況による失業人口の増加と1980年の大地震
の被害が大きな影響を与えた。106万1583人(1994)。
*3:ベスビオ Vesuvio
イタリア南部,ナポリ南東12kmにある活火山。標高1281m。二重火山で,中央火口の直径
は約500m。南東約12kmに79年の大爆発で埋没した⇒ポンペイの遺跡がある。その後も
50回以上の噴火が繰り返され,1845年に世界初の火山観測所がつくられた。1880年には
標高800mから火口縁(1200m)まで《フニクリ・フニクラ》で有名なフニコラーレ(索道鉄
道)が開通したが,1944年の溶岩流出を伴う噴火で破壊され,現在は腰掛けリフトが運行
されている。
*4:ポンペイ Pompeii
イタリア南部,⇒ベスビオ火山の南麓にありナポリ湾に臨む古代都市遺跡。前6世紀オ
スキ人の集落として興り,のちローマの支配を受け,ローマ人の別荘地として発展した
が,紀元79年の噴火で⇒ヘルクラネウムとともに埋没。1860年ころから組織的な発掘が
行われ,石で舗装した道路,神殿,大小二つの円形劇場や,民家,商店,職人の仕事場など
が掘り出された。また壁画や⇒モザイク,家具,陶器など,古代の美術工芸や生活様式を
知る貴重な資料を提供した。
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